左足首骨折について
今回は左足首骨折について長々と書きましたので、読みたいとこだけ見出しをみて読んだください。
1 人生初骨折☠️
時は遡ること約1年。
2017年4月23日に、骨折しました!
その日は、クライミングの愛知県山岳連盟主催の大会でした。
午前早くから集合で、その日のタイムスケジュールやどのカテゴリーから予選があるのか分からないまま、ゆっくり柔軟をしていました。
すると、いきなり全カテゴリーセッション形式で始まり、急いで並ぶことに💦
久々の大会で朝早く緊張からか体が震えながらも1つめの課題を落としひと段落。
そして、2課題目に、、、
2課題目はゴール取りが悪いアンダーから左ガストンを止めるゴールで、その時に僕はあまり何も考えずに左足を高いフットにあげてキョンしました。そうすれば、安定してガスが取れるかと思ったのですが、、、その時に
バギッゴリッバキバキバキ
と、すごい音が左足からして何がおきたか分からないけど落下、しかし音の大きさから、さすがに何かヤバイ気がしたので欠場。
直ぐにアイシングをし、病院へ
その時は、捻挫程度に思ってました、、、
しかし、レントゲンを見るとわかる通り左足の骨を骨折するとともに靭帯も伸びていてなかなかヤバイ状態でした💦
ギブスで固定しても良いと言われたのですが、次の日地元のクライマーのお知り合いがいる病院へ再度検査してもらうと手術が必須となったので、即入院。
(↑ギブス固定で良いと言われても医者によって、手術があることがあると言われます。ギブスで固定しても変なくっつき方する危険性があるので注意らしいです!)
心強い病院で笑顔でピース
そして、手術は無事終わり
2 松葉杖生活と感謝
鍵のような部品が付くとともに松葉杖生活を2カ月おくりました。
2ヶ月クライミングができないのは辛かったですが、それよりも、まともに生活が出来ないのが本当に辛かったです。
しかし、そんな中でも大学まで毎日親が送ってくれたり、実験を全て友達が手伝ってくれたり、本当に多くの人に助けてもらいました。
改めて本当に感謝したいです。
健全な体では気づけなかった多くの助けに救われました。
そんなこんなで、2ヶ月後には全体重かけれるようになり、クライミングも復帰し、、、、、
そして、おとといの3月23日に足に入れていたボルトを抜きました。
結構単純なボルトです。笑
何はともあれ、無事に骨はくっついたのでよかったです。
3 怪我の原因
そして今回の怪我から、学んだことを伝えたいです。
まず、今回の怪我が起きた原因ですが、
- アップ不足
- 柔軟性不足
- 課題の高望み
- 普段との違う時間での運動
の4点が考えられます。
まず、1のアップ不足ですが、この日はホールドを握ることすら出来ずに大会が始まったので体が全く動かなかったです。
2の柔軟性ですが、もし足首や体が柔らかければ、左足が外れておらずに済んだかもしれません。
3の課題の高望みは、僕のレベルで戦える課題ではないものを必死に登ってしまったことです。アンダーが保持できてなかった為に足に負荷がいきました。
4は、早朝に登ったことです、9時などから登ると体が起きていなく、実際その日は眠気があり頭があまり働いていなかったです。
4 これからの教訓
怪我の原因からいくつか教訓を学びました、
まず1.2の原因アップ不足です。これは大会のみならず普段のジムや岩場でもやらない方いるのではないでしょうか?
簡単な課題をいくつか触る、ジョギングしてから柔軟をちゃんとするなど、簡単なことですが必ず行いたいものです。
3の課題の高望み、これは岩場の方が多い気がしますがグレードを追うばかり自分が慣れない高さの課題や出来ない強度の課題を触ってしまい落下する。なんてことをたまに聞いたりしますが、普段のジムの練習などでもポッケを急に触り「パキル」なんてこともこれが原因です。
必ずオブザベして、無理だと思ったら降りることも大事なことだと思います。
4つ目のことについては、眠気が原因と言いましたが普段夕方や夜に登っている方が急に朝登ったりしたら当然パフォーマンスは変わると思います。時間のみならず、その日の体の疲れや筋肉痛、怠さなどに十分配慮して休みを取ることが大事なことだと思いました。
クライミングは自分の限界を押し上げていくスポーツ、強くなるには無理は承知と考えている方もいるかもしれませんが、怪我をしてしまうとせっかくの努力が水の泡になってしまいます。一歩引くことも強さだと思ってもらえたら幸いです。
長文失礼しやした。おしまい。